っております。家族介護が当たり前の社会で暮らしてきた現在の要介護世代は、老後の生活がこんなにも長いとは、予想もしていなかったであろうと思われます。「元気で長生き」というのが理想ですが、現実には、寝たきりや認知などの介護を必要とするお年寄りはこれからも増えざるを得ません。加えて、老老介護という言葉が示すように、介護をする人の5割以上が60歳以上の高齢者です。
そもそも介護保険制度は、国と国民の将来的不安の解消を期待され構築されてきたものであり、それは増加する介護費用抑制による財政再建と介護サービスの効率化と質の向上、でありました。平成12年度に始まった介護保険の利用者は発足時の倍以上に増えて、現在411万人、民間業者の参入で利用も急速に広がり、事業者数は平成12年度の8万から12万超になっております。しかし介護保険は、世代と共に変貌していくと考えられます。
残された人生にも「明日」は厳然として存在する。こを踏まえた介護が求められているのである。その中で私たちはこれまでの経験と積み上げてきた時間を大切にして更なる努力をしていかなければなりません。
百里サンハウス創立20周年の節目に決意を新たに一丸となって日々努力をする所存です。